仮想通貨に興味はあるものの、「手数料で損をしたくない」「どの取引所が割安なのか分からない」と感じている方は少なくありません。この記事では、国内取引所の中でも手数料の安さで注目されるBITPOINTについて、入出金・取引・送金などのコストを他社と比較しながら整理します。あわせて、BITPOINTをできるだけ安く使う3つのコツや、初心者が注意したいポイントも解説するため、「ムダな手数料を避けて、少額から安心して仮想通貨を始めたい」という方の判断材料になる内容をまとめています。
結論:BITPOINTは手数料重視なら有力な選択肢
BITPOINT(ビットポイント)は、日本円の入出金手数料や暗号資産の送金手数料、取引所(BITPOINT PRO)の取引手数料がいずれも無料水準となっており、「手数料の安さ」を重視する人にとって有力な選択肢と言えます。
とくに、日本円は入金が何回でも無料、出金も月1回まで無料、2回目以降も1回330円の定額です。他社では「入金や出金のたびに数百円」かかるケースも多いため、国内主要取引所の中でもコスト面で有利な部類に入ります。
さらに、ビットコインなど主要通貨の送金手数料も無料で、他の取引所やウォレットへの移動コストを抑えやすい点も特徴です。販売所のスプレッドは標準的な水準で、取引所形式のBITPOINT PROを活用すれば、売買コストをより低く抑えられます。
仮想通貨投資をこれから始めたい人や、長期の資産形成を目的に「できるだけ手数料を払いたくない」と考えている人にとって、BITPOINTは検討に値する取引所です。
BITPOINTの手数料を理解する前に押さえたいポイント
暗号資産の取引では、表向きの「手数料無料」に注目しがちですが、実際のコストは複数の要素が組み合わさって決まります。BITPOINTの手数料の安さを正しく判断するためには、まず「どの場面で、どんなお金がかかるのか」を整理しておくことが大切です。
暗号資産取引で主に発生するのは、①日本円の入金・出金手数料、②暗号資産の送金手数料、③売買時の取引手数料、④売値と買値の差であるスプレッド、の4つです。多くの取引所が「手数料無料」とうたう一方で、スプレッドが広く設定され、実質的なコストが高くなっているケースもあります。
また、利用者が負担する銀行の振込手数料や、取引回数が多くなることによるコスト増も見逃せません。BITPOINTは複数の項目で無料・低水準の手数料を採用していますが、どの手数料が自分の投資スタイルに影響しやすいかを理解しておくと、より賢く取引所を選べます。次の見出しから、BITPOINTで発生する主な手数料の種類を具体的に確認していきます。
BITPOINTで発生する主な手数料の種類
BITPOINTで発生する主なコストは、次の5種類に分けて整理できます。
- 日本円に関する手数料
- 入金手数料(銀行振込・即時入金)
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出金手数料(月1回無料、2回目以降は定額)
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暗号資産(仮想通貨)の送金手数料
他の取引所やウォレットへビットコインなどを送る際にかかる手数料です。BITPOINTでは主要通貨の送金手数料が無料であり、コスト面で大きな特徴となっています。 -
取引手数料(売買手数料)
- 販売所での売買手数料
-
取引所形式(BITPOINT PRO)の取引手数料
BITPOINTでは、いずれも手数料そのものは無料ですが、販売所取引にはスプレッドがかかるため、実質コストとして意識する必要があります。 -
スプレッド(売値と買値の差)
表示される購入価格と売却価格の差がスプレッドで、販売所を利用する際の実質的な手数料です。同じ「無料」の取引でも、スプレッドが広いとコスト負担は大きくなります。 -
その他のコスト
口座開設・口座維持の手数料は無料で、レバレッジ取引も提供していないため、スワップポイントやロスカット手数料のような追加コストは発生しません。
これらのうち、家計や資産形成に直結しやすいのは、日本円の入出金手数料とスプレッドです。次の見出しで、入金方法ごとの具体的な条件と、実質無料で使うコツを解説します。
日本円の入金方法ごとの手数料と無料条件
日本円をBITPOINTに入金する方法は、主に「銀行振込」と「即時入金」の2種類があります。どちらの方法でも、BITPOINT側の入金手数料は無料です。ただし、銀行振込を利用する場合は、利用者が使う銀行の振込手数料が自己負担となります。
一方、即時入金を利用すると、BITPOINT側の手数料に加えて銀行側の振込手数料もかかりません。2025年現在、即時入金に対応している金融機関は「PayPay銀行」と「住信SBIネット銀行」です。これらの銀行口座を持っている場合、即時入金を選ぶことで、入金を完全無料かつ24時間ほぼリアルタイムで反映させることができます。
入金回数が多くなりやすい人や、少額をこまめに入金したい人ほど、振込手数料の有無が家計に与える影響は大きくなります。可能であれば、即時入金に対応した銀行口座を用意し、入金コストを実質ゼロに抑えることが賢い使い方といえます。
日本円出金手数料と月1回無料を活かすコツ
日本円を出金する際、BITPOINTでは毎月1回まで出金手数料が無料で、2回目以降は1回につき一律330円(税込)がかかります。出金額にかかわらず同じ金額がかかるため、こまめに少額を出金すると、そのぶん手数料の負担が増えてしまいます。
家計管理の観点からは、BITPOINTからの日本円出金を「月1回の定例イベント」としてまとめて行うと、コストを抑えやすくなります。たとえば、毎月末にその月の利益や必要額を一度に出金する、数カ月分の利益を積み上げてから出金する、といったルールを決めておく方法です。
他の国内取引所では、出金のたびに数百円の手数料が必ずかかるケースも多いため、月1回無料枠があるBITPOINTは、出金頻度を抑えられる長期保有・積立派と相性が良い手数料体系と言えます。家計口座への振替タイミングをあらかじめ決め、計画的に出金回数をコントロールすることが、手数料を抑えるコツです。
暗号資産の送金手数料と主要通貨の水準
暗号資産の送金とは、BITPOINTの口座から他社の取引所や自分のウォレットへコインを移動させることを指します。長期保有のためにハードウェアウォレットへ移したり、他社のキャンペーンを活用するために移動したりする際に必ず発生する操作です。
BITPOINTの特徴は、主要銘柄を含む暗号資産の送金手数料が無料である点です。たとえば、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、リップル(XRP)を外部アドレスへ送る場合でも、BITPOINT側の送金手数料はかかりません。同様に、他の取引所やウォレットからBITPOINTへ暗号資産を預け入れる場合も、受け取り側であるBITPOINTの手数料は無料です。
主要国内取引所では、BTCの送金で0.0004〜0.0006BTC程度、ETHで0.005ETH前後といった水準の手数料が設定されているケースが多く、送金のたびに数百円〜数千円のコストがかかることがあります。これと比べると、送金手数料無料のBITPOINTは、頻繁にウォレット間で資産を動かす人や、少額をこまめに移したい人にとってコスト面で有利と言えます。
なお、ネットワークの混雑状況によっては、ブロックチェーン側で必要となるマイナー手数料(ガス代)などが別途発生する場合があります。送金前には、BITPOINTの案内画面や各通貨の注意事項を確認し、反映までの時間や必要な最小数量もあわせてチェックしておくと安心です。
販売所と取引所(BITPOINT PRO)の取引手数料
販売所と取引所の違いを押さえよう
BITPOINTでは、暗号資産の売買方法として「販売所」と「取引所(BITPOINT PRO)」の2種類があります。
- 販売所:BITPOINTを相手に「買う・売る」形式。操作が簡単で初心者でも迷いにくい反面、スプレッド(買値と売値の差)が広く、実質コストが高くなりやすいのが特徴です。
- 取引所(BITPOINT PRO):ユーザー同士が注文板を通じて売買する形式。操作に少し慣れが必要ですが、取引手数料が無料でスプレッドも販売所より狭い傾向があります。
家計への負担を抑えながら暗号資産を購入したい場合は、基本的にBITPOINT PROでの取引をメインにし、販売所は「どうしてもすぐに少額だけ買いたい」ときなどに限定して使うと、総コストを抑えやすくなります。
BITPOINT PROの取引手数料は完全無料
BITPOINT PROでは、現物取引のメイカー(指値で板に並べる注文)とテイカー(板に出ている注文に成行などでぶつける注文)の両方の取引手数料が0円です。取引回数や取引額に応じた手数料の変動もないため、頻繁に売買する場合でも手数料が積み上がる心配はありません。
一方、多くの国内取引所では、取引所形式の売買に0.01〜0.15%程度の手数料がかかることが一般的であり、BITPOINTの「完全無料」はコスト面で大きな強みと言えます。
ただし、販売所での売買も手数料自体は無料ですが、次の見出しで解説するスプレッドは発生します。BITPOINTをお得に活用するには、「販売所は実質的にスプレッドが手数料代わり」と理解したうえで、取引手数料無料のBITPOINT PROを中心に使うことが重要です。
スプレッドとは何かとBITPOINTの水準
スプレッドとは、暗号資産の「買う価格」と「売る価格」の差額のことで、実質的な取引コストにあたります。販売所でビットコインを購入する場合、画面に表示される購入レートと売却レートに差があり、その差がスプレッドです。取引手数料が無料でも、スプレッドが広いと想定より高値で購入したり安値で売却したりすることにつながり、結果的に負担が大きくなります。
BITPOINTの販売所におけるビットコインのスプレッドは、2025年1月1日〜11月15日のデータでおおむね4.16〜5.64%の範囲で推移しており、他の国内主要取引所と比べて特に高い水準ではありません。以下は同期間の代表的な比較です。
| 取引所名 | BTCスプレッドの目安 |
|---|---|
| BITPOINT | 4.16〜5.64% |
| GMOコイン | 4.38〜5.16% |
| SBI VCトレード | 4.60〜6.56% |
| Coincheck | 5.64〜6.14% |
| bitFlyer | 5.58〜6.34% |
販売所は操作が簡単な一方で、スプレッドが取引コストになりやすいため、こまめな売買をしたい場合やコスト重視の場合は、スプレッドが比較的狭くなる取引所形式(BITPOINT PRO)を優先すると、総コストを抑えやすくなります。取引前には、必ず現在の買値と売値の差を確認し、スプレッドが広すぎないタイミングで約定することが重要です。
レバレッジ取引の提供状況と注意点
レバレッジ取引とは、証拠金として預けた資金の数倍の金額を動かせる取引で、少ない自己資金でも大きな利益を狙える一方、損失も同じ倍率で拡大するハイリスクな手法です。
BITPOINTは、現物取引専用の取引所であり、レバレッジ取引やデリバティブ取引は提供していません。かつてはレバレッジサービスを扱っていましたが、2021年12月29日をもって終了しており、今後も現物中心のサービス設計となっています。
レバレッジを使えない点は、短期で大きな値幅を狙いたい上級者には物足りない場合があります。しかし、家計からの資産形成を目的とする初心者にとっては、レバレッジを使わないことで、損失が入金額に限定されるという安心感があります。もしレバレッジ取引を利用したい場合は、別の取引所でレバレッジ用口座とBITPOINTでの現物・積立用口座を分けるなど、目的に応じた使い分けが必要です。
口座維持・入会金などその他のコスト
口座維持や入会金などの固定的なコストについても確認しておくと、総コストをイメージしやすくなります。BITPOINTでは、口座開設費用・口座維持手数料・年会費などは一切発生しません。長期間取引を行わない場合でも、口座を持っているだけで費用がかかることはないため、「試しに少額から始めてみたい」という人でも利用しやすい取引所といえます。
一方で、BITPOINTに限らず暗号資産取引では、手数料の欄に明記されない「実質コスト」にも注意が必要です。販売所取引の場合はスプレッド、積立やステーキングでは対象銘柄や条件の変更リスクなどが該当します。BITPOINTでは名目上の各種手数料は低水準ですが、売買方法やサービスの選び方によって実際に負担するコストが変わる点を押さえたうえで、次の見出しで解説する他社との比較も参考にするとよいでしょう。
他の国内取引所と比べたBITPOINTのコスト水準
BITPOINTのコスト水準を、主要な国内仮想通貨取引所と横並びで見ると「総合的にコストを抑えやすい部類」に入ります。
まず、日本円の入金手数料は何度でも無料で、即時入金を使えば銀行側の振込手数料もかからないため、現金を取引口座へ移す段階でのコストが非常に低く抑えられます。出金手数料も月1回までは無料、2回目以降も一律330円と、他社と比べて割安な水準です。
さらに、BITPOINTでは暗号資産の送金手数料が無料で、ビットコインなど主要通貨を他社やウォレットへ移動するときも取引所側への支払いは発生しません。現物取引の取引所(BITPOINT PRO)手数料も無料のため、売買を繰り返しても手数料が積み上がりにくい点が特徴です。
一方、販売所スプレッドは他社と比べて「特別に狭いわけではないが、極端に広いわけでもない」標準的な水準といえます。レバレッジ取引を扱っていないため、その分のコスト比較は不要で、現物取引に限って見れば、BITPOINTは“手数料で損をしにくい取引所”と評価できます。
入金・出金手数料の比較でわかる強み
BITPOINTの日本円の入出金手数料は、主要な国内取引所と比べても大きな強みがあります。入金手数料は銀行振込・即時入金ともに取引所側は無料で、即時入金に対応したPayPay銀行・住信SBIネット銀行を使えば、銀行側の手数料もかかりません。頻繁に資金を入れたり出したりしながら仮想通貨を買いたい人にとって、入金コストが実質ゼロにできる点は有利といえます。
出金についても、月1回まで出金手数料が無料で、2回目以降も1回あたり330円の固定手数料と、他社と比べて水準は低めです。たとえば、出金のたびに550〜770円程度かかる取引所もあるなかで、月1回無料と一律330円というシンプルな仕組みは、家計管理もしやすい条件といえます。資金の出し入れが多い人ほど、BITPOINTの入出金手数料のメリットを受けやすいでしょう。
送金・取引手数料の比較で見るお得度
暗号資産の送金手数料と取引所での売買手数料を比べると、BITPOINTは総合的に見てコスト面で有利な部類に入ります。
まず送金手数料は、BTC・ETH・XRPなど主要通貨を含め一律無料です。多くの国内取引所では、ビットコイン送金1回あたり0.0004〜0.0006BTC前後の手数料がかかるため、価格高騰時には1回数千円になることもあります。頻繁に他社へ資金移動をしたい人や、自分のウォレットへ退避させたい人にとって、送金無料は大きなコスト削減要因です。
取引所(BITPOINT PRO)の現物取引手数料もMaker・Takerとも無料で、何回売買しても手数料は発生しません。SBI VCトレードやGMOコインなど、一部ではMakerにマイナス手数料が設定されていますが、Taker側に0.05〜0.1%前後のコストがかかるのが一般的です。短期売買を繰り返すスタイルでは、約定ごとの手数料が積み上がるため、手数料ゼロのBITPOINTは有利と言えます。
送金・取引手数料の両方が無料のため、長期保有だけでなく、価格変動に合わせてこまめにリバランスしたい投資家にとっても、BITPOINTはコストを抑えやすい取引所です。なお、販売所取引では手数料の代わりにスプレッドが実質コストとなるため、コスト重視の場合は次の見出しで解説するスプレッドの水準も合わせて確認しておくことが重要です。
スプレッドの広さを他社と比較するポイント
スプレッドは「売値と買値の差」であり、販売所を利用する限り、実質的な手数料として常に負担するコストです。他社と比較する際は、「平均の広さ」と「ばらつき(最大時の広さ)」の両方を見ることが重要です。
たとえば、一般社団法人日本暗号資産取引業協会(JVCEA)のデータによると、2025年1月〜11月のビットコイン販売所スプレッドは概ね次の水準でした。
| 取引所 | スプレッド目安(BTC) |
|---|---|
| BITPOINT | 約4.16〜5.64% |
| SBI VCトレード | 約4.60〜6.56% |
| GMOコイン | 約4.38〜5.16% |
| Coincheck | 約5.64〜6.14% |
| bitFlyer | 約5.58〜6.34% |
| bitbank | 約4.39〜5.40% |
| BitTrade | 約4.88〜7.54% |
この比較から、BITPOINTは「最安ではないが、上位グループに入る標準〜やや安め」の水準といえるでしょう。また、短期売買が多い場合、数%の差でも積み重なるとコストが大きくなるため、
- 販売所か取引所(板取引)か
- 取引する時間帯でスプレッドがどの程度変わるか
も合わせて確認することが大切です。BITPOINTでは、販売所のスプレッドを気にするより、取引所形式の「BITPOINT PRO」を中心に使うことで、スプレッド負担をさらに抑えやすくなります。
どんな投資スタイルに向いた手数料体系か
BITPOINTの手数料体系は、「こまめに売買しすぎない長期寄りの投資スタイル」と相性が良い設計と言えます。特に、次のような人に向いています。
- 初心者で、まずは少額から仮想通貨を試したい人
- 月に数回程度の売買や積立など、頻度が高すぎない取引を考えている人
- 長期保有を前提に、送金やステーキングも活用したい人
BITPOINTは、取引所形式(BITPOINT PRO)の売買手数料が無料、日本円の入金手数料が無料、暗号資産の送金手数料も無料と、「取引の回数」や「送金の回数」でコストが膨らみにくいのが特徴です。一方で、レバレッジ取引ができないため、短期売買で大きな値幅を狙うトレード志向の人には物足りない可能性があります。
また、日本円の出金は月1回無料・2回目以降は1回あたり330円のため、出金を月1回以内に抑える中長期投資家や積立投資家であれば、ほとんどコスト負担を意識せずに利用しやすいでしょう。逆に、頻繁に入出金を繰り返すスタイルでは、出金手数料がややネックになる点に注意が必要です。
BITPOINTの手数料を安く抑える3つの使い方
BITPOINTはもともと手数料水準が低めですが、使い方によっては実質的なコストをさらに抑えることが可能です。とくに、売買回数が多くなりやすい人や少額からコツコツ積み立てたい人にとっては、日々の小さな差が長期的には大きな違いにつながります。
BITPOINTの手数料を安く抑えるための代表的なポイントは、次の3つです。
- 販売所ではなく取引所形式の「BITPOINT PRO」を優先して使う
- 日本円の入金では即時入金を活用し、入金コストを実質ゼロにする
- 日本円の出金は月1回の無料枠を意識してまとめて出金する
これらを組み合わせることで、入出金・売買・送金のすべてを低コストで運用しやすくなります。さらに長期保有や積立を取り入れれば、売買回数そのものを減らせるため、スプレッドなどの見えづらいコストも抑えやすくなるでしょう。BITPOINTをメインで使うかサブで使うかにかかわらず、この3点を意識しておくことが、ムダなコストを払わずに暗号資産投資を続けるための基本戦略と言えます。
販売所より取引所形式「BITPOINT PRO」を優先する
販売所と比べて取引コストを下げたい場合は、販売所ではなく取引所形式の「BITPOINT PRO」を優先して使うことが重要です。販売所では、表面上の取引手数料は無料でも、売値と買値の差であるスプレッドが広く設定されやすく、その差額が実質的なコストになります。
一方、BITPOINT PROはユーザー同士が価格を指定して売買する取引所形式で、現物取引の手数料はメイカー・テイカーともに無料です。さらに、一般的に取引所形式の方がスプレッドが狭くなるため、同じ金額を投資しても購入できる暗号資産の数量が増えやすくなります。特に、売買回数が増えるほど、この差が長期的なパフォーマンスに大きく影響します。
なお、スマホアプリからの売買は販売所取引になるため、売買はブラウザ版のBITPOINT PROで行い、アプリは残高確認や入出金確認用と割り切って使い分けると、トータルのコストを抑えやすくなります。
即時入金を活用して入金手数料を実質ゼロにする
即時入金のしくみと「完全無料」になる理由
BITPOINTへの日本円入金は、銀行振込と即時入金の2種類があります。どちらもBITPOINT側の入金手数料は無料ですが、振込手数料までゼロにできるのが即時入金です。
即時入金は、BITPOINTと提携している金融機関の口座から専用の入金メニューを使って入金する方法で、2025年時点での対象は以下の2行です。
| 入金方法 | 取引所側手数料 | 銀行の振込手数料 |
|---|---|---|
| 銀行振込 | 無料 | 利用者負担 |
| 即時入金 | 無料 | 無料(提携銀行のみ) |
PayPay銀行または住信SBIネット銀行の口座を持っていれば、BITPOINT側・銀行側ともに手数料ゼロで、日本円を24時間いつでも反映させることが可能です。
即時入金を使うメリットと活用のポイント
即時入金には、コスト以外にもメリットがあります。
- 反映までが早く、相場が動いたときにすぐ購入しやすい
- 夜間や土日でも入金が即時反映される
- 振込先情報の入力ミスなどの心配が少ない
頻繁に日本円を入金する場合、銀行振込で都度数百円の手数料を払うと、年間では大きな負担になります。仮想通貨投資を続ける予定があるなら、PayPay銀行や住信SBIネット銀行の口座を用意し、入金は基本的に即時入金に統一すると、長期的に見て大きな節約効果が期待できます。
また、相場急変時に慌てて高値で買ってしまわないよう、あらかじめ少額ずつ即時入金しておき、BITPOINT PROで計画的に購入する使い方も有効です。
出金回数を月1回にまとめてコストを削減する
BITPOINTでは、日本円の出金手数料が月1回までは無料、2回目以降は1回あたり330円(税込)かかります。出金額にかかわらず一律で同じ手数料がかかるため、こまめに少額を出金するほど、無駄なコストが膨らみやすくなります。
手数料を抑えるためには、1か月の中で必要な生活費や他行口座への移動額をあらかじめ把握し、「月1回・まとめて出金する」ことが重要です。たとえば、毎週1万円ずつ4回出金すると手数料は990円ですが、月末に4万円を一度に出金すれば手数料は0円で済みます。
今後の生活費や投資計画を踏まえて出金タイミングをあらかじめ決めておくと、計画的に資金を動かしつつ、手数料を抑えた運用がしやすくなります。BITPOINTをメイン口座として使う場合ほど、出金回数の管理がコスト削減のポイントになります。
長期保有・積立を活用して売買コストを抑える
長期で仮想通貨を保有したり積立投資を行ったりすると、売買の回数が自然と少なくなり、スプレッドや価格変動によるコストを抑えやすくなる点がメリットです。とくにBITPOINTでは、ビットコインの積立サービス「ゼロつみたて」を利用すると、積立時の手数料だけでなくスプレッドも0円のため、長期の積立でコストを大きく削減できます。
長期保有・積立が向いている人と注意点
頻繁に売買を行う短期トレードでは、そのたびにスプレッドの負担が発生し、結果的に手数料総額が膨らみがちです。一方、毎月一定額で積み立てて長期保有するスタイルであれば、購入回数を必要最小限に抑えながら、時間分散(ドルコスト平均法)の効果も期待できます。
ただし、長期保有であっても、まとまった売却をするタイミングではスプレッドの影響を受けます。大きな金額を動かす際は、販売所ではなく取引所形式の「BITPOINT PRO」を活用し、できるだけスプレッドが小さい形で売買することが、トータルコストを抑えるうえで有効です。
手数料以外で知っておきたいBITPOINTのメリット
BITPOINTは手数料面のメリットに加えて、サービス全体としても資産形成を始めやすい環境が整っています。とくに、少額からの取引のしやすさや独自銘柄を含むアルトコインの豊富さ、初心者にも扱いやすいスマホアプリとTradingView対応の高機能ツールなど、投資経験に応じて使い分けられる点が特徴です。
さらに、スプレッドや購入手数料がかからないビットコイン積立サービス「ゼロつみたて」や、高い年率が期待できるステーキングといった長期運用向きのサービスも用意されています。ステーキング報酬を日本円で受け取れるため、税金計算や確定申告の負担を抑えながら、複利効果を狙った資産形成を進めやすい点も、家計改善や将来の備えを意識する層にとって大きなメリットと言えるでしょう。
少額から仮想通貨投資を始めやすい理由
仮想通貨投資を始める際に不安になりがちなのが「どのくらいの金額から始めればいいのか」という点です。BITPOINTでは、ビットコインをはじめとした暗号資産を数百円〜数千円程度の少額から購入できるため、初めての人でも家計への負担を抑えながら試せます。
少額であれば、価格が大きく変動しても損失額を小さく抑えやすく、「まずは仕組みを体験してみたい」という段階に適しています。また、BITPOINTは現物取引の手数料が無料で、入金・出金・送金のコストも低いため、取引金額が小さくても手数料負けしにくい点も特徴です。
一般的に、取引所によっては最低取引金額が高めに設定されていることがありますが、BITPOINTは少額からの注文に対応しているため、NISAや投資信託と同様に「毎月の余剰資金の一部だけを仮想通貨に回す」といった慎重なスタートを切りやすいと言えます。少額から段階的に投資額を増やし、価格変動への感覚をつかみながら自分に合ったペースで資産形成を考えられる点が、BITPOINTの大きなメリットです。
アルトコインと国内独占銘柄が豊富なラインナップ
アルトコインのラインナップが豊富な点も、BITPOINTを選ぶ大きなメリットです。ビットコインだけでなく、さまざまな暗号資産に分散投資したい人にとって、取扱銘柄の多さはリスク分散とリターンの両面で重要な要素になります。
BITPOINTは、国内でいち早く上場させた銘柄が多いことが特徴です。たとえば、トロン(TRX)やカルダノ(ADA)、ジャスミー(JMY)、ディープコイン(DEP)などは、国内初上場の実績があります。また、オシトークン(OSHI)のように、国内でBITPOINTだけが取り扱う独占銘柄も存在します(2026年4月時点)。
今後成長が期待されるプロジェクトに早めにアクセスできる環境が整っているため、「ビットコインだけでなく有望なアルトコインにも少額ずつ投資したい」「他社にはない銘柄にもチャレンジしたい」と考える投資初心者にとって、選択肢を広げやすい取引所と言えます。分散投資の観点からも、こうした豊富なラインナップは家計全体の資産形成にプラスに働きやすいでしょう。
初心者向けアプリとTradingView搭載ツールの特徴
BITPOINTは、初心者向けのスマホアプリと、中上級者向けの高機能ツール「BITPOINT PRO」を用意しており、レベルに合わせて使い分けやすい点が特徴です。
スマホアプリは、画面構成がシンプルで、現在価格やチャート、保有残高がひと目で確認できる設計になっています。金額ベースで購入額を入力できるため、「まずは1万円だけ買ってみたい」といったニーズにも対応しやすく、仮想通貨取引が初めての人でも操作に迷いにくい仕様です。一方で、アプリから利用できるのは販売所形式の取引のみであり、スプレッドが発生しやすい点には注意が必要です。
より本格的に売買をしたい利用者には、PCやスマホのブラウザから使える取引ツール「BITPOINT PRO」が向いています。BITPOINT PROでは、プロ投資家にも利用者が多いチャート分析ツールTradingViewが搭載されており、複数のテクニカル指標表示や時間足変更など、細かな分析が可能です。指値注文・成行注文にも対応し、取引手数料が無料のため、頻繁に売買を行う場合でもコストを抑えやすい環境が整っています。
初心者はアプリで残高確認や少額の購入から始めつつ、取引コストを抑えたいタイミングではブラウザ版のBITPOINT PROを利用する、といった形で組み合わせると、扱いやすさとコスト面のバランスを取りやすくなります。
手数料ゼロでビットコイン積立できる「ゼロつみたて」
BITPOINTの「ゼロつみたて」は、ビットコインの積立サービスでありながら、積立時の手数料とスプレッドがどちらも0円に設定されている点が大きな特徴です。一般的な販売所の積立では、購入価格にスプレッドが含まれるため、知らないうちにコストがかかりますが、ゼロつみたてなら実質的な取引コストを気にせず長期で積み立てられます。
ビットコイン積立は、一定の金額を定期的に購入することで「ドルコスト平均法」の効果が期待できます。価格が高いときには少なく、価格が安いときには多く購入する形になり、長期的には購入単価を平準化しやすくなります。短期の値動きに振り回されにくいため、日中忙しくチャートを見られない人や、仮想通貨投資が初めての人にも向いた方法です。
また、BITPOINTはもともと日本円の入出金や取引所手数料などのコストが低いため、ゼロつみたてと組み合わせることで、「入金〜積立〜長期保有」までのトータルコストを抑えた資産形成がしやすくなります。NISAや投資信託の積立と同じ感覚で、家計の範囲内で少額からビットコインを積み立てたい人にとって、検討しやすいサービスと言えるでしょう。
高水準ステーキングと日本円で報酬を受け取るメリット
BITPOINTは、ステーキングサービスの利回りが比較的高く、しかも報酬を日本円で受け取れる点が特徴です。2026年4月時点では、ATOM18.61%、DOT11.56%、IOST11.54%、SOL6.91%、AVAX6.05%、TRX3.90%、ETH2.81%、ADA2.32%、SUI3.09%といった水準で報酬年率が提示されています(変動あり)。
一般的な取引所では、ステーキング報酬は暗号資産そのもので受け取るケースが多く、その場合は受け取ったタイミングの時価を毎回調べて、所得金額を計算しなければなりません。BITPOINTのように日本円で受け取れると、損益の把握や確定申告に必要な計算がシンプルになるため、投資初心者や会社員世帯でも管理しやすくなります。
さらに、ステーキングは対象通貨を保有しているだけで自動的に報酬が発生し、その報酬を元手にして再び運用すれば複利効果も期待できます。日々の売買を頻繁に行わなくても、長期保有をしながら資産形成を進めたい人にとって、BITPOINTの高水準ステーキングと円建て報酬は、手数料ゼロのビットコイン積立と並ぶ魅力的な選択肢と言えるでしょう。
BITPOINTを利用する前に知っておきたいデメリット
BITPOINTは手数料面やサービス内容に多くの魅力がありますが、利用前に押さえておきたい注意点も存在します。とくに、「できること・できないこと」や利用シーンの制約を理解せずに口座開設すると、「思っていた使い方ができなかった」というギャップにつながりかねません。
代表的なデメリットは、レバレッジ取引やデリバティブ取引を扱っていないこと、スマホアプリでは取引所形式(BITPOINT PRO)が利用できないことなどです。短期売買や高度な裁量トレードを重視する中上級者にとっては、機能面で物足りなさを感じる可能性があります。
一方で、これらのデメリットは、初心者が過度なリスクを取りづらいという意味でプラスに働く側面もあります。BITPOINTを選ぶかどうか検討する際は、「長期保有・積立が中心なのか」「頻度の高い売買やレバレッジ取引をしたいのか」といった投資スタイルを整理したうえで、自身に合うかどうか判断するとよいでしょう。
レバレッジ・デリバティブ取引が利用できない点
BITPOINTでは、レバレッジ取引や先物・CFDなどのデリバティブ取引が一切提供されていません。過去にはレバレッジサービスを扱っていましたが、2021年12月29日で終了しており、現物取引専用の取引所になっています。
レバレッジ取引は、手元資金の数倍までポジションを持てるため、短期で大きな利益を狙える反面、損失も拡大しやすい高度な取引です。BITPOINTではこうした高リスク取引ができないため、
- 少額から現物だけでコツコツ積立・長期保有したい人
- 仮想通貨は「まずは小さく始めたい」という初心者
には安全面でメリットがあります。一方で、レバレッジを使った短期売買やヘッジ取引をしたい中・上級者には不向きといえます。もし将来的にレバレッジ取引を検討している場合は、BITPOINTとは別に、レバレッジ・デリバティブに対応した他社口座を併用する必要があります。
スマホアプリだけでは取引所形式が使えない不便さ
スマホアプリのBITPOINTでは、販売所形式での売買のみ利用でき、板取引ができる「BITPOINT PRO」(取引所形式)はアプリ単体では使えません。そのため、スプレッドが比較的広い販売所で頻繁に売買すると、知らないうちにコストがかさみやすくなります。
BITPOINT PROで手数料を抑えたい場合は、PCやスマートフォンのブラウザから公式サイトへアクセスし、ログインして取引する必要があります。外出先でサッと板を確認して注文したい投資家にとっては、アプリとブラウザを使い分ける手間がデメリットになりやすいでしょう。
一方で、アプリは残高確認や入出金、簡単なスポット売買など日常的なチェック用としては十分便利です。手数料重視で取引所形式を使いたい場合は、「日々の確認はアプリ、売買はブラウザ版BITPOINT PRO」というように役割を分けておくと、使い勝手とコストのバランスを取りやすくなります。
中上級者が物足りなく感じる可能性があるポイント
中上級者にとっては、BITPOINTのサービス内容がやや物足りなく感じられる場面もあります。
まず、レバレッジ取引や先物・オプションなどのデリバティブ商品が提供されていないため、短期で大きな値幅を狙うトレードやヘッジ取引を行いたい利用者には不向きです。現物取引とステーキング、積立を中心とした「シンプルな運用」がメインになります。
また、取引所形式のBITPOINT PROは基本機能は押さえているものの、他社のプロ向けツールと比べると、板情報の細かなカスタマイズや高度な注文種類(OCO注文・IFD注文・IFDOCO注文など)が限定的である点も、中上級者にはデメリットとなり得ます。
さらに、情報提供コンテンツやマーケットレポート、スクリーニング機能なども最小限であるため、テクニカル指標やニュースを駆使して頻繁に売買を行うスタイルよりも、長期保有や積立、ステーキングでじっくり増やしたい利用者向きの取引所といえるでしょう。
BITPOINTの口座開設から取引開始までの流れ
BITPOINTの口座開設から取引開始までの全体の流れは、「口座申込 → 本人確認・審査 → 日本円入金 → 売買」という4ステップで進みます。すべてオンラインで完結するため、平日昼間に銀行や店舗へ出向く必要はありません。
まずBITPOINTの公式サイトから口座開設フォームにアクセスし、メールアドレスと携帯電話番号を登録して、氏名・住所・勤務先などの基本情報を入力します。続いてスマートフォンやパソコンを使って本人確認書類を撮影・アップロードし、オンラインでの本人確認を完了させます。
本人確認のデータが提出されると、BITPOINT側で審査が行われ、問題がなければ登録したメールアドレス宛に「口座開設完了」の通知が送られます。メールの案内に従って取引画面にログインし、日本円を入金すればビットコインなど暗号資産の購入ができるようになります。オンライン本人確認を利用した場合、条件が合えば最短当日から取引を始められる点も、忙しい社会人にとって利用しやすいポイントです。
口座開設前に準備しておくもの(本人確認書類など)
BITPOINTで口座開設を進める前に、あらかじめ必要なものをそろえておくと、申し込みをスムーズに完了できます。特にスマホでのオンライン本人確認は、事前準備の有無で所要時間が大きく変わります。
必要な本人確認書類
日本国内在住・日本国籍の場合、主な本人確認書類は次のいずれか1点です。
| 区分 | 利用できる書類 | 注意点 |
|---|---|---|
| 本人確認書類(1点) | 運転免許証 | 有効期限内・氏名・住所・生年月日が見える状態で撮影 |
| マイナンバーカード(個人番号カード) | 表面のみ利用(券面の指示に従う)。通知カードは不可 |
※外国籍の場合は、在留カードなど別の書類が必要になるケースがあるため、事前にBITPOINT公式サイトで最新情報を確認することが大切です。
事前に準備しておきたいもの
本人確認書類以外にも、次の準備をしておくと、申し込みから入金までをまとめて進めやすくなります。
- スマートフォンまたはPC(カメラ付きスマホ推奨)
- 本人名義のメールアドレス(フリーメールでも可/家族と共有していないもの)
- SMSが受信できる携帯電話番号(二段階認証や確認コードの受信用)
- 本人名義の銀行口座情報
- 銀行名・支店名・口座番号
- 即時入金を使うなら、PayPay銀行や住信SBIネット銀行の口座があると便利
暗号資産取引は本人名義での入出金が原則となるため、銀行口座や電話番号、メールアドレスは家族名義ではなく、申込本人の名義でそろえる必要があります。あらかじめこれらを準備しておくことで、「オンライン申込と本人確認の具体的な手順」をスムーズに進められます。
オンライン申込と本人確認の具体的な手順
オンライン申込は、公式サイトからメールアドレスと携帯電話番号を登録するところから始まります。入力したメールアドレス宛に届くURLにアクセスし、氏名・住所・生年月日・職業などの基本情報と、利用規約への同意を進めると、口座開設申込が完了します。
続いて本人確認に進みます。スマートフォンのカメラで、あらかじめ用意した運転免許証またはマイナンバーカードを撮影し、画面の指示に従って顔写真も撮影します。書類の内容と入力情報が一致していること、住所変更後の情報になっていることがスムーズな審査のポイントです。撮影データの送信後、BITPOINT側の審査が行われ、問題がなければ口座開設完了メールが届きます。メール受信後にログインID・パスワードを設定すると、日本円の入金や暗号資産の取引ができる状態になります。
日本円を入金して初めての取引を行うまで
BITPOINTの審査が完了し、口座開設メールが届いたら、日本円を入金して取引を始められます。最初の流れは「ログイン → 日本円を入金 → 取引画面で銘柄を選ぶ → 金額や数量を入力して注文」のステップです。
1. ログインと二段階認証の設定
まず、BITPOINTのWebサイトもしくはアプリにアクセスし、登録済みのメールアドレスとパスワードでログインします。セキュリティを高めるため、ログイン後は必ずGoogle認証アプリなどによる二段階認証を設定しておくと安心です。
2. 日本円を入金する
次に「入出金」メニューから日本円の入金方法を選択します。
- 即時入金:PayPay銀行・住信SBIネット銀行の口座があれば、24時間いつでも即時反映・振込手数料も無料で入金可能です。
- 銀行振込:表示されるBITPOINTの入金専用口座に、利用している銀行から振り込みます。取引所側の入金手数料は無料ですが、銀行の振込手数料は利用者負担となります。
入金後、「資産」画面で日本円残高が増えているかを確認します。
3. 初めての取引(購入)のやり方
日本円の残高を確認したら、いよいよ暗号資産の購入です。
- 手軽に始めたい場合:スマホアプリの販売所から、ビットコインなどの銘柄を選び、「金額指定」で購入したい日本円額を入力して注文します。
- 手数料を抑えたい場合:PCやスマホのブラウザからBITPOINT PRO(取引所形式)にログインし、銘柄と取引数量を指定して「成行注文」または「指値注文」を出します。
注文が約定すると、資産一覧に購入した暗号資産が反映されます。慣れるまでは、数千円などの少額から始めて、価格の変動や画面の見方に慣れていくと管理しやすくなります。
BITPOINTに関するQ&A
BITPOINTに関してよくある疑問を、家計管理や資産形成を意識する初心者向けにまとめました。細かいところで損をしないよう、取引前に一通り確認しておくと安心です。
Q1. BITPOINTの手数料は本当に安い?
BITPOINTは、日本円の入金・出金・暗号資産送金・取引所(BITPOINT PRO)の取引手数料が原則無料という点で、国内取引所の中でもコスト水準は有利な部類です。販売所取引ではスプレッドが実質コストとなりますが、ビットコインのスプレッド水準も他社と比べて極端に高いわけではありません。こまめな出金や販売所だけの利用などを避ければ、総合的にコストを抑えやすい取引所といえます。
Q2. 入金時の振込手数料は誰が負担する?
BITPOINT側の入金手数料は無料ですが、銀行振込を利用した場合の振込手数料は金融機関の負担ではなく、利用者負担となります。一方、PayPay銀行や住信SBIネット銀行から「即時入金」を利用すれば、BITPOINT側の手数料だけでなく銀行側の振込手数料も発生しません。手数料をできるだけ抑えたい場合は、即時入金に対応した銀行口座を用意しておくと良いでしょう。
Q3. BITPOINTのスプレッドは高い?
BITPOINTの販売所スプレッドは、一般社団法人日本暗号資産取引業協会の公表データを見ると、ビットコインでおおむね4〜6%台と国内他社と同程度の水準です。スプレッドは相場の急変時などに広がるため、「いつも同じ幅」というわけではありません。販売所を使うときは、注文画面で売値と買値の差を確認し、気になる場合はBITPOINT PRO(取引所形式)の利用に切り替えることで、実質コストを抑えられます。
Q4. 他社から暗号資産を送金する時にかかる費用は?
BITPOINTの口座に暗号資産を預け入れる場合、BITPOINT側では入金(預入)手数料は無料です。ただし、送金元の取引所やウォレットで設定されている送金手数料(ネットワーク手数料を含む)は、送金元で負担する必要があります。コストを把握するには、送金元の「引出・送金」画面で、銘柄ごとの送金手数料を事前に確認しておくことが大切です。
Q5. 税金や確定申告で気をつけるべきことは?
BITPOINTでの仮想通貨取引による利益(売買益やステーキング報酬など)は、原則として雑所得として扱われ、一定額を超えると確定申告が必要です。特に複数の取引所を使う場合や年間の取引回数が増えると、損益の計算が複雑になりがちです。BITPOINTではステーキング報酬を日本円で受け取れるため、受取時点の価格を個別に調べる手間を減らせますが、年間の取引履歴をダウンロードして早めに整理しておくことが、申告の負担軽減につながります。
手数料無料でも注意したいスプレッドや隠れコスト
スプレッドや各種手数料が無料と聞くと「ほとんどコストはかからない」と考えがちですが、仮想通貨取引では見えづらいコスト(実質コスト)にも注意が必要です。とくに意識したいポイントは次のとおりです。
- 販売所取引のスプレッド(買値と売値の差)
- 価格変動による“滑り”や約定のタイミング
- 頻繁な売買による税金負担の増加
- 他社サービス・外部ウォレット側で発生する手数料
販売所では取引手数料が無料でも、スプレッドが広いと実質的な購入コストが大きくなるため、売値と買値の差を必ず確認することが重要です。短期売買を繰り返すと、スプレッド負担が積み重なり、利益があっても思ったより手元に残らないケースもあります。
また、BITPOINT側の送金手数料が無料でも、受け取り側のウォレットや他社取引所で手数料が発生する場合があります。キャンペーンや条件付き無料(一定期間のみ、特定の通貨のみなど)のケースもあるため、最新の手数料一覧と適用条件を公式サイトで確認する習慣をつけておくと安心です。
他社から暗号資産を移すときの手数料と注意点
他社の取引所やウォレットからBITPOINTへ暗号資産を移す場合、BITPOINT側の預入手数料は無料です。一方で、送金元となる取引所・ウォレット側では、通貨ごとに出金(送金)手数料がかかるケースが一般的です。たとえばビットコインなら0.0004~0.0006BTC程度の送金手数料を設定している国内取引所が多く、送金頻度が多いとコスト負担が増えます。
送金時には、対応ネットワークとアドレスの種類を必ず確認することが重要です。BTCをETHのネットワークに送る、誤ったチェーンを選ぶと、資産を取り戻せない可能性があります。また、最低出金数量や1回あたりの上限額、送金先ホワイトリスト登録の有無など、送金元のルールも事前に確認すると安心です。
初めて暗号資産を移す際は、ごく少額でテスト送金を行い、着金を確認してから本番の金額を送ると、アドレスの入力ミスやネットワーク選択ミスによるトラブルを防ぎやすくなります。送金元・送金先双方の手数料を把握し、回数をまとめて送るなどの工夫をすると、全体のコストも抑えられます。
仮想通貨取引の税金と確定申告で気をつけること
暗号資産の利益は、株のような「申告分離課税」ではなく、給与や副業収入と同じ雑所得(総合課税)として扱われます。会社員でも、年間の利益が大きくなれば確定申告が必要です。
仮想通貨の利益が出る主なタイミング
暗号資産の税金は、「日本円に換金したとき」だけでなく、次のようなケースでも発生します。
- 暗号資産を日本円に売却したとき
- ビットコインで商品・サービスの代金を支払ったとき
- アルトコイン同士を交換(BTC→ETHなど)したとき
- ステーキング報酬やレンディング利息を受け取ったとき
いずれも、その時点の時価(日本円換算)−取得費・手数料が利益(所得)として計算されます。
確定申告が必要になる目安
給与所得者(サラリーマン・OLなど)の場合、原則として次のどちらかにあてはまると確定申告が必要です。
- 給与以外の雑所得の合計が20万円を超える
- 2か所以上から給与を受け取っており、一定の条件を満たす
専業主婦(夫)、フリーランスなど、年末調整を受けていない人は、雑所得の金額にかかわらず原則すべての所得について申告が必要です。
損益計算・記録で気をつけたいポイント
暗号資産の取引履歴は数が多くなりやすく、あとから集計しようとすると大きな負担になります。次の点を意識すると、確定申告がスムーズです。
- 取引履歴(CSVデータなど)は、取引所ごとに定期的にダウンロードして保管する
- いつ・どの銘柄を・いくらで買い、どのくらいの数量を保有しているかを把握しておく
- 他の取引所やウォレットへ送金したときは、「どの暗号資産をどのアドレスへ何枚移したか」をメモしておく
- ステーキング報酬を日本円で受け取れるサービス(BITPOINTなど)を活用し、計算をシンプルにする
なお、暗号資産の損失は株のように他の年へ繰り越せないうえ、他の所得と損益通算もできません。大きな取引をする前に、税制の最新情報を国税庁サイトや税理士への相談で確認しておくと安心です。
自分に合う仮想通貨取引所を選ぶためのチェック項目
仮想通貨取引所は、手数料だけでなく「安全性」や「使いやすさ」なども含めて総合的に選ぶことが大切です。次のチェック項目を一つひとつ確認してから口座開設することで、自分の目的に合った取引所を選びやすくなります。
1. 安全性・信頼性
- 金融庁・財務局の登録業者か
- 顧客資産の分別管理やコールドウォレットの有無
- 過去に大きなトラブル・ハッキング事例がないか
- 親会社・グループ会社の規模や信用力
2. 手数料・スプレッド
- 日本円の入金・出金手数料
- 販売所・取引所それぞれの取引手数料
- ビットコインなど主要銘柄のスプレッドの広さ
- 暗号資産の送金手数料
3. 取り扱い銘柄とサービス
- 投資したい銘柄が揃っているか(ビットコイン以外のアルトコインなど)
- 積立、ステーキング、レンディングなどの有無
- レバレッジ取引の要・不要
4. 使いやすさ・ツール
- スマホアプリの操作性や見やすさ
- 取引画面がシンプルで直感的か
- チャート機能や注文方法(成行・指値など)の充実度
5. サポート体制
- 問い合わせ方法(メール・チャット・電話)の有無
- FAQや解説コンテンツが初心者にも分かりやすいか
これらの項目をチェックし、「安全に長く使えそうか」「自分の投資スタイルと合っているか」を基準に比較すると、自分に合う仮想通貨取引所を選びやすくなります。
まとめ:BITPOINTを手数料面で上手に活用するコツ
BITPOINTは、日本円の入出金・暗号資産送金・取引所手数料が原則無料で、国内取引所のなかでも手数料水準が抑えられているサービスです。ただし、販売所のスプレッドや出金回数の多さによっては、知らないうちにコスト負担が増える可能性もあります。
BITPOINTを手数料面で賢く使うには、「BITPOINT PRO(取引所形式)を優先する」「即時入金を活用して入金を完全無料にする」「日本円の出金は月1回にまとめる」という3つのポイントを意識することが重要です。さらに、ビットコインの「ゼロつみたて」やステーキング、日本円での報酬受け取りなどを活用すると、長期の資産形成におけるコストも抑えやすくなります。
一方で、レバレッジ取引ができないことや、スマホアプリだけでは取引所形式を使えない点など、向き・不向きもあります。短期売買で大きな値動きを狙うよりも、少額からの長期保有・積立を中心に、コストを抑えながら仮想通貨投資を続けたい人に適した取引所といえるでしょう。手数料やサービス内容を他社とも比較しつつ、自身の投資スタイルに合うかを確認したうえで利用を検討することが大切です。
BITPOINTは、日本円入出金・暗号資産送金・取引手数料が総合的に安く、手数料重視で取引所を選びたい人にとって有力な選択肢といえます。本記事では、入出金・送金・スプレッドなどの具体的なコスト比較に加え、BITPOINT PROの活用や即時入金、出金回数の調整など、手数料を抑える実践的なコツを解説しました。レバレッジ非対応やアプリの制約といった注意点も踏まえつつ、少額からの長期保有・積立・ステーキング中心で、着実に資産形成をしたい人に向いた取引所であるといえます。

